開発に込めた想い

人材教育には“実践”の場が必要。
実話に基づいて、ビジネス現場を体験できる
「DO-LEARNING」誕生の背景

企業研修において、インターネットを活用して学習するeラーニングの導入は、近年一般的になりました。
しかし、動画の流し見や聞き流しで受動的な学習になってしまう、コンテンツ量は多いものの実務で活かしきれない、といった課題を抱えているご担当者様も多いのではないでしょうか。

弊社は、2021年11月15日に、新たなWebベースのトレーニングプログラム「DO-LEARNING」をリリースいたしました。

このサービスが志向いたしますのは、これまでの一般的なeラーニングではカバーしきれなかった、「実践型の教育」です。
高額な研修サービスを導入することなく、月々わずか1,200円というリーズナブルな価格で、実際の業務に活かせる学びの場をご提供いたします。

「DO-LEARNING」を使って、どのような課題を解消するのか。
DO-LEARNINGの開発を担当しております、ラーニングデザイン・イノベーションセクター ゼネラルマネジャーの新島と、同セクターの小幡が「DO-LEARNING」誕生の裏側と、サービスに込めた想いをお話しいたします。

(左)新島俊英、(右)小幡満理奈

仕事の学びに実践は不可欠。
より効果的な人事施策に役立てられる
サービスを提供したい

人が仕事を学ぶ経路は、大きく分けて10%:20%:70%に分かれると言われております。
10%は実務から離れた本や研修等からの学びです。20%は業務のなかで得る上司や先輩からのフィードバック。そして大半の70%を占めるのが、「自ら実践した経験」です。

今回「DO-LEARNING」を通して、この70%の部分をいかに効果的に活かすかに焦点を当て、学びを実務へ転用する「ラーニング・トランスファー」を促進したいと考えました。

これまで、多くの企業では「ラーニング・トランスファー」の手段として、上司と部下のミーティングやOJT、またコーチングなどが用いられてきましたが、コロナ禍をきっかけにリモートワークなど働き方が多様になり、従来のアプローチに留まらない手段が必要になっています。
学びに実践が不可欠にも関わらず、これまでの手段では十分な学習の場を提供できなくなってしまったのです。

こうした現状を踏まえ、実務への転用に関わる活動をWebベースのソリューションとして提供し、人事施策に役立てていただきたいと考えました。
「DO-LEARNING」であればインターネット環境のある場所ならばどこからでも受講ができるほか、多額な研修費用も要せず、手軽かつ効果的な人材開発の仕組みを導入していただくことができます。

また、受講者一人ひとりのトライアンドエラーの記録は、それぞれ個人に紐づいたデータとして「DO-LEARNING」に記録され、人事サイドですべて閲覧することができるようにいたしました。
社員の具体的なリーダー行動の記録を見ることで、これまで以上に細やかに社員の行動特性を理解し、今後の人事施策に活かすことが可能になります。

現場での行動そのものを
体験できるトレーニングプログラム
を目指して

「DO-LEARNING」の開発では、なによりも実務で活かせるという点を重視しました。そのため、ビジネス現場におけるリーダー行動を疑似体験する「リーダートレーニング」と、実際の業務で実践して課題解決を学ぶ「行動習慣化トレーニング」の2つのトレーニングをご用意しております。

「リーダートレーニング」では、実話に基づいて構成・収録された動画を用いて、業務の様々な場面における課題を再現しております。
受講者は、それぞれの場面において「自分ならばどう行動するか」という判断を選択肢のなかから選び、その選択によって次々と変わる展開を経験していくことで、最終的にプロジェクトを成功に導いていく方法を学ぶことが可能です。

DO-LEARNING受講画面のイメージ

これまでに蓄積されたリーダー行動に関する膨大なデータにもとづき、選択した行動の「良かった点」「別の行動をとった場合の利点」を即時にフィードバックします。

フィードバックの内容は、行動や考え方のヒントを示し、多角的な視点を身につけられるものとなっております。受講者は、自分がリーダーとしてとるべき行動の指針や、注意すべきポイントを内省し、専用のフォームに入力していくことで認識を深めます。自分の個性を生かしつつ、リーダーとして行動するための「マイルール」を築き上げていくことが可能です。

「行動習慣化トレーニング」では、実務の場における目標や、それを達成するための行動計画について、Web上で提供される独自のフォームに入力しながら受講者自らプランを組み立てていきます。

さまざまな展開が起こる実際のビジネス現場において、当初立てた目標を予定通りに完遂することはなかなか難しく、ここから先には多くのトライアンドエラーを経験していくこととなります。
これを支援するため、目標に関する細やかなリマインドや、メンタル面でのサポートにつながるメッセージなど、実務を行いながら目標を達成するための伴走の仕組みを整えました。

役職に関わらず
「お互いを活かし合う」
真のリーダーシップを身につけて
いただくために

「DO-LEARNING」では、管理職向けの「Lead the Team」と、一般職向けの「Lead the Self」という2つのコースを提供します。ネーミングの通り、これらは組織における効果的なリーダー行動の育成を目的とするコースです。

管理職である上司はともかく、なぜ一般職もリーダーシップを学ぶのか? という声があるかもしれません。
一般的に「リーダー」という言葉からは「統率」や「管理」といったイメージを受けがちですが、本来の「リーダー」の役割とは、人と人の関係性を踏まえ、一緒に前に進んでいく道筋を作っていくことにあると私たちは考えおります。

たとえ、非常に優秀な社員がいたとしても、1人ですべての課題を解決することはできません。
自分が持っていない見識や技術を持つ人たちをうまく動機づけ、その人たちがパフォーマンスを最大限に発揮できるような環境を整え、組織をリードして成果につなげることが、効果的な「リーダー行動」であると考えております。

課題に直面した際の効果的な「リーダー行動」を学び、「お互いを活かしあう」スキルを身に着けていくことに主眼をおいて、コースの構成を決めました。

私たちが「DO-LEARNING」を
安価で提供する理由

「DO-LEARNING」の月1,200円という価格は、一般的な研修ソリューションのなかでも非常にリーズナブルですが、これには大きな理由があります。大手の企業様から中小の企業様までひろく使っていただき、できるだけ多くの企業様に「DO-LEARNING」へ“参画”していただきたいと考えております。

先にもお伝えいたしましたとおり、「DO-LEARNING」はWebベースのソリューションですので、受講者の行動選択のデータはすべて蓄積されていきます。ユーザー企業様は自社内のデータを有効にご活用いただくことが可能です。
一方で、さまざまな企業様にご利用いただき、データが拡充していけば、日本のビジネスパーソンのどのような点が優れていて、どこを改善すればさらに日本企業の業績向上に貢献できるか、という分析ができるようになります。

こうした分析データは弊社だけで独占的に保有するものではなく、公益に活かされるべきものだと考えております。最終的には、調査報告書にまとめ、企業の皆様へ還元させていただくことも構想しております。
実務に即したリアルなデータで、日本企業全体のパフォーマンスを上げていくためにも、私たちとしてはより広い間口をご提供して参りたいと考えております。

組織づくりを通じて
「循環する社会づくり」に貢献したい

私たちは、人材の育成を通じて、人がより輝いて活躍できる社会を作っていきたいという想いがございます。「DO-LEARNING」によって得た収益の一部は教育支援を行う公益の団体へ寄付するなど、社会レベルで教育の機会を増やす取り組みを検討しております。

私たちが目指すのは、効果的な人材開発プログラムをご提供し、多くのビジネスパーソンが自分の持ち味を発揮し、ビジネスを通じて生き生きと輝くことができること。さらにそれによって企業の業績向上につながっていく、「循環する社会づくり」です。
企業の皆様にも、この「DO-LEARNING」というプロジェクトにご参画いただき、人が活きる社会の輪を一緒に作りあげていくことができると大変嬉しいです。

go top